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乳がん疑惑④ -バコラ生検ー [乳がん疑惑]

いよいよ、バコラ生検の日。

大雪の中クリニック[病院]に向かう。

頭の中は、ネットで読んだ「バコラ生検」の記事でいっぱい。
・・・強くがんを疑うときに、バコラ生検を行う
・・・人生でお産の次に痛かった。
・・・針をさした途端、手術室に血しぶきがとんだ。

ネガティブな記事ばかり、読みすぎました[たらーっ(汗)]

最初に看護婦さんから、何か、質問はありますか?といわれたので
「い、痛いんですよね・・・」
「みなさん、思ったよりは痛くなかった、という方が多いですよ」

思ったよりは、か、、、、と思いながら、診察室にはいる。
エコーを受けたベッドと同じベッドでの施術で、仰々しくなくて少し安心。

そしてイケメン先生登場[ぴかぴか(新しい)]
痛み止めと麻酔の注射をしていよいよバコラ生検器のお出まし。

やっぱり、実物もマシンガンのよう。

「これですか~うわさの器械は[がく~(落胆した顔)]
「そうですよ。では始めます」

エコーを見ながら、ボールペンぐらいの針を胸にさす。
チクッとした痛みを感じる。
血がツーッと流れるの感じる。

「あぁ、思ったほど、痛くないですね」
自分をリラックスさせるために、饒舌になる。
ぐりぐりと針が皮膚を通っていくのは感じるが、大丈夫、、耐えられそうだ。

「麻酔をちゃんとしますから痛くはないはずですよ。100人くらいアンケートをとったけど、痛くなかったという方がほとんどですよ」

「そうですね、歯医者さんの痛みの方がよっぽど嫌かも」

ガガ~、ガガ~と組織を吸い取る音がする。いったん針を抜き、組織を取り出して再び針をさすこと4回。

悪いイメージを膨らませすぎた甲斐があってか[ふらふら]思ったほどの痛みも恐怖感も無い。
最後のほうはだいぶ余裕が出てきて、画像で自分のしこりに針が入っていく様子をじっくり観察することも出来た。



終了後、看護婦さんが傷口を手でぎゅっと抑えて、圧迫止血してくれた。まさに「手当て」だ。

にこやかな看護婦さんと雑談して10分をやりすごす。

「ネットでバコラ生検の記事を探すと、流血して大変だったとか、怖い記事ばかり読んでいたんですよ。術後も包帯でぐるぐる巻きにされて苦しかったとか、、、あまりネットの記事ばかり読むのも考えものですね」
「そう仰る方も多いですよ[黒ハート]
「最新の器機を使うのに、止血方法は随分クラッシックですね」
「そうですね~。でもこの方法が一番良いみたいです」
「バコラ生検までする方は多いですか?」
「週に5,6件といったところでしょうか」

止血後は傷口にテープをはり、その上に大きな絆創膏を貼って終わり。縫合もなし。
包帯をさらしのようにまかれることもなかった。

30分ほどで、全て終了。

「悪い結果になる確率はどれくらいですか?」
「30パーセントくらいかな」
「りょ、良性ということもありますよね・・・」
「もちろん、あります」

麻酔が切れそうになっても痛みが増す感じも無かった。痛み止めを処方してもらうことなく、帰宅。

結果は10日後。この結果を聞くまでが、苦しい・・・[たらーっ(汗)]










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