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なんとなく、ウィーンフィル [音楽]

シルバーウィークらしく、両親のお供で行ったウィーンフィルの演奏会@サントリーホール。

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指揮;ズービン・メータ

プログラム [るんるん]ウェーベルン パッサカリア op.1、管弦楽のための6つの小品 op.6                           

                9つの楽器のための協奏曲 op.24                            

        [るんるん]ブラームス  交響曲第4番 ホ短調 op.98 

              

クラッシックはほとんど門外漢[バッド(下向き矢印)]

ですが、両親が大ファンのため、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートなどは時々テレビでみます。

お正月のウィーンの楽友協会(ムジークフェライン)はお花が綺麗に飾られ、とても華やか[ぴかぴか(新しい)]

コンサートの最後には必ず「ラデッキー行進曲」を演奏し、着飾った聴衆が一緒に手拍子を打つのがお約束。故カルロス・クライバーの指揮はとってもエレガントで好きでした。

バレエのオケは音が酷いときは酷い、と感じる・・・                                両親に「券が一枚あるからどう?」と誘われ、世界屈指のオケは如何にすばらしいか、一度は聴いてみなくては[手(グー)]、と同行を決意。

 

しか~~し。

ウェーベルンって、誰[がく~(落胆した顔)]

私、来るべきじゃなかった[がく~(落胆した顔)]

しょうがないので(何が^^;)、開幕前に禁断の美酒[バー]を口にしてしまいました・・・

コンサートははじまり、なんだか前衛的な音の響き?と感じつつ、崇高な夢の世界へ・・・・[眠い(睡眠)][眠い(睡眠)]     贅沢な、昼下がり。第1部はこうしてあっという間にすぎてしまいました。

 

帰宅して、プログラム・ノートを紐解くと。

ウェーベルン(1883~1945)は、古い形式である「パッサカリア」(様式化された舞曲)をオーケストラのレパートリーとして導入し、「6つの小品」であらゆる伝統をぶちこわし、観念としての古いバロック組曲へと立ち戻った。交響曲とは全く対照的なパッサカリアへと立ち戻れるような自由こそがウェーベルンにとっては重要だった。とあります・・・

パッサカリアも6つの小品も初演は聴衆に「拒絶」され、「9つの・・・協奏曲」はオクターブに含まれる12の全ての音から成る、旋律性を感じさせない音列をつくり、この複雑な音列が組み合わされた、とあります・・・・

やっぱり私にはかなりハードルの高い音楽であったとしても、仕方がないですね^^;;

 

2部のブラームスは渋~~い作品[るんるん]

ブラームスはこの曲をウィーンから110キロ離れたミュルツツシュラークという山間の町で書いたそうです。

ミュルツツシュラークは日の光がささない寒い場所で、「私が恐れているのはこの曲が、この土地の気候のような味わいになってしまったことです」「この地のさくらんぼは甘くなく、食べられないのです。」と友人に伝えています。

したがってこの地で書かれた交響曲は「甘く」ないよ、普通とは異なる味わいの作品だよ、と彼流のジョークで知らせたとのこと。

でもでも・・・・ウェーベルンより、甘かったかも[わーい(嬉しい顔)]

 

ズービン・メータ氏はウィーンフィルに登場する「現役最長老」の指揮者。一番最初に指揮したのは1961年!なんだそうです。ニューイヤーコンサートには4回登場。(最近では2007年)

コンサートの最後にはウィーンフィルらしい・・・思い出せないのですが・・・・J・シュトラウスの曲だったか、アンコール曲を披露してくれました。

女性のバイオリニストもいるのですね。ドレスではなくタキシード?で演奏。統一感があって、シックです。

 

ふぅ~~[あせあせ(飛び散る汗)]、ちょっと私には未知の世界でしたが、なんとなく、楽しんで、親孝行もして[るんるん][るんるん][るんるん]


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コメント 6

TaekoLovesParis

ウィーンフィルの引越し公演だったんですね!
ズービンメータは、私はたしかN響で聴いたことがあります。
ウェーベルンって、知りませんでした。
私は10年以上前、オーチャードホールでかなり長いこと寝て、同行の
友達に怒られて以来、オーケストラは行くのをやめました。かわりに
オペラ。こちらは派手なので寝ないですみます。
そ、サントリーホールにはワインがありましたね。
でも、参加することが親孝行かも。ニューイヤーのアンコール曲はいつも
「ラデッキー行進曲」です。

by TaekoLovesParis (2009-10-02 21:31) 

duke

崇高な夢の世界・・・^^
それもまた、気持が良いものです・・。
ズービンさん、気になってます^^

by duke (2009-10-04 02:17) 

aranjues

メータがNYフィルの常任指揮者だった頃、
一度聴いたことがあります。好きな指揮者の
ベスト3には入ってます、今でも。
高価なBGMになりましたね。胎教には
良さそうですが、、。
by aranjues (2009-10-04 22:21) 

pistacci

最近、たまにクラシックを聞くようになりました。
でも、コンサートは・・・。ましてや、昼下がりには、だめですね~(笑)
寝不足で行くと、ミュージカルさえ、ふっと一瞬意識が飛んだときがありましたから、気をつけています。
by pistacci (2009-10-04 23:58) 

roseadagio

崇高な夢の世界(ZZZ)、お叱りを受けるかと思いきや、ご同意いただき安心いたしました。

Taekoさま、
オペラやバレエですと、「見なくちゃ!」という意識が働きますね。
演奏会ってどこ見てるといいのか、わからなくなります^^;指揮者は背中向けてますし。

dukeさま、
夢の世界にいざなってもらったから良かったのだ・・・と自分を納得させています。

aranjuesさま、
高価なBGMになってしまった方、私の席の周囲にも何人か確認しました(笑)。指揮者の良し悪しはあまりわかりませんが、手の使い方が優雅な人が好きです。

pistacciさま、
マチネは意識が遠のく危険が高いですね~。許されるならしっかりお昼寝して、ソワレがベストです。
by roseadagio (2009-10-05 09:38) 

aranjues

再登場お許しください。
↑ご意見をお返しするようですが、そもそも昼間仕事などで
いけない人がソワレへ、有閑マダムがマチネというパターン
が多いのじゃないかと。しっかりお昼寝してマチネ、、よほどの余裕が
ある人じゃないと不可能と思いますが(^.^)。普通は許されません。
by aranjues (2009-10-10 23:06) 

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