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再び回って・・・ダニール・シムキン「ドン・キホーテ」2010 [バレエ]

今年もお出かけしてまいりました。

 東京バレエ団「ドン・キホーテ」

8月20日 五反田ゆうぽうとホール。2列目という大幸運[ぴかぴか(新しい)]

バレエ界の超新星、シムキン君出演の日とあって、「大入」の札が。

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キトリ:小出領子 バジル:シムキン メルセデス:奈良春夏 エスパーダ:後藤晴雄 ガマーシュ:平野玲

シムキンドンキを観るのは昨年に続き、2回目。昨年は席が遠くて、シムキン&コチェトコワペアがやたら初々しく小柄に見えて「ハイスクール・ミュージカル」あるいは「恋空」みたいな若憎カップルに見えたけど、今年の小出さんとのペアは・・・・。小出さん、お子さんを生んでお母さんになったから、人妻&人妻をたぶらかす青年風。一年の間に少年から青年に成長して、シムキン君、余裕のオーラを見せています。

期待通り、今年もチャーミングな笑顔、正確な軸、人並みはずれた柔軟性、ジャンプ力、音楽性で美しい踊りを見せてくれました。昨年よりジェントルマンぶりが板について、丁寧なリフトやエスコートっぷりに好感度ますます[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]

一番好きなのは第2幕、最初の居酒屋の場面。シムキンがくるくるピルエットをした後、飛び込んでくる小出さんをキャッチ。あんまりシムキン君がくるくるまわるので、小出さん、飛び込むタイミング難しくなかったかな~。

グランパドドゥ、アダージオの場面はシムキン君の魅力を引き立てるような構成。シムキン君がくるりと回ってポーズを決めてから、小出さんをサポートします。シムキン目当てのお客に、目一杯のおもてなし。

難度の高い技を、華麗だけどさらっとやってしまう後に残るのは清涼感。天使のように技も笑顔も美しいけれど、大人への成長の過程をも見せてくれました[ぴかぴか(新しい)]今後ますます眼が離せないです。ちょっと気になるのは生え際だけ・・・^^;

 

ではシムキン君以外はどうだったか?

小出領子さん、若いシムキン君のお相手にプレッシャーは相当なものだったでしょうが、無難にこなしていました。メルセデス役の奈良春夏さん、昨年より艶っぽくなって、居酒屋の場面の踊りが素敵でした。エスパーダ役の後藤さん、体が大きいせいか、ちょっと力みすぎ?こちらも年齢差カップルで奈良さんに翻弄されている会社の上司みたいにみえました。

キトリの友人役の佐伯知香さん、可愛い~[揺れるハート]シムキン君と一瞬踊る場面があったけど、お似合いの2人に見えました。西村真由美さんはちょっと不調そうでした。キューピットの高村順子さん、夢の場面で光っていました。やっぱり、東バのキューピットなら高村さんかな。

そしてそして・・・昨年に続いて大活躍の平野ガマーシュ。マイムが面白すぎ!キトリに振られて、結婚式のバジル(シムキン)が踊る場面になると、みんなに見なくていいよ、と手を振っていますが、最後のシムキンジャンプの華麗さに驚愕、呆気顔。「お前には負けたよ~。しゃーない、キトリはあきらめてお前にやるよ・・・」と伝わってきて笑えます。カーテンコールでは、隣に立つキトリの友人にご執心。平野さんのほかのキャラクターも見てみたい[わーい(嬉しい顔)]

あっという間の2時間。カーテンコールは何時までも鳴り止みませんでした。シムキン君観客サービスも怠ることなく、上手の方にもご挨拶。結局何回幕が開いたのか?最後はほとんど全員、スタンディング。

シムキン効果で、会場には未来のダンサー候補のボーイズたちも沢山詰め掛けていました。頑張れ!ボーイズ。目指せ!シムキン君[exclamation×2]

 

興奮冷めやらぬので、シムキンバジル貼っておきます^^

http://www.youtube.com/watch?v=vvMOvsXZXY4&feature=channel

 

 


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